アイフルのカードローンの「メリット・デメリット」「金利」「審査基準」「WEB申請から借入までの流れ」「返済の方法」をまとめました。「WEB申込」で即日融資を受けるための流れやコツなど、わかりやすく解説します。

アイフルはこんな人にオススメ
  • なるべく早くお金を借りたい
  • 内緒で借入れしたい
  • おまとめローンを利用したい
  • 女性向けのカードローンを探している


アイフルの基本情報

1967年に福田吉孝が個人経営として消費者金融業を創業。1978年に株式会社丸高を設立。「アイフル株式会社」の商号になったのは1982年からです。

三菱UFJフィナンシャル・グループに属し、SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)は三井住友銀行グループの傘下にある中で、アイフルは大手消費者金融の中で唯一メガバンクと提携していない独立系消費者金融です。

ちなみに一戸建て注文住宅の「アイフルホーム」とは関係ありません。

アイフルのメリット

審査が早く即日融資が可能

アイフルは申込当日に即日借入れができます。審査は最短30分です。ただし、振込キャッシングを希望するならWEB申込を済ませてから平日14:10までに振込手続きをしなければいけません。なるべく早い時間に申し込みを済ますようにしましょう。

振込キャッシングではなく、カードを入手してATMなどで現金の引き出しを希望するのなら、WEB申込後の22:00(年中無休)までに無人契約機でアイフルカード発行してATM等で引き出しができます。

内緒で借入れできる

「WEB申込」はすべてネット上での手続きになります。身内に完全に内緒にしたい場合は、以下2点を頭に入れておけば大丈夫です。

  • 契約後アイフルカードが発行される。カードの受取りには「郵送・宅配・店舗での受取」のどれかを選ぶが、郵送・宅配の場合、差出人名は「AIセンター」になる。
  • 振込キャッシングは、通帳の振込名義を「AIセンター」にすることができる。

初回限定「30日間利息0円サービス」

はじめてアイフルを利用する方で、無担保キャッシングローン(事業サポートプラン・おまとめMAX・かりかえMAXは対象外)を利用する方が対象のサービスです。

契約日の翌日から30日間の利息が0円になるサービスです。なるべく契約直後に借入れした方が無利息期間を長く使えます。「借入れ日の翌日から」ではないので注意しましょう。

サービス適用期間に全額返済すれば利息は0円です。借りた分だけ返済するだけです。

契約日から10日目に借入れたとしたら、無利息になるのは19日間になってしまいます。もったいないので少し気をつけておきましょう。

女性専用のフリーダイヤルがある

アイフルには女性オペレーターが対応する「女性専用フリーダイヤル」があります。ただし、はじめてアイフルを利用する女性の方に限ります。

おまとめローン「おまとめMAX」がある

おまとめローンとは、復数のローンを「ひとつにまとめる」ためのローン商品です。多重債務者向けの借り換えローンで、複数の債務をひとつに整理させることで、返済額・利息の負担が低くなるメリットがあります。しかも、総量規制が対象の消費者金融でも、おまとめローンの利用に限り年収の3分の1を超えて利用することが可能です。

アイフルのおまとめローンは、「おまとめMAX」という商品名になっています。

「おまとめMAX」のメリット
  • 複数の借入を一本化して、金利と毎月の返済を節約できる
  • 毎月の返済が月に1回になる
  • 月々の最小返済額が低くなる

デメリット

銀行カードローンより金利が高い

アイフルの金利は実質年率4.5~18.0%です。一般的な消費者金融の金利になりますが、銀行カードローンの平均的な金利の上限は15%弱なので、低金利を重視するにはアイフルは不向きかもしれません。

アイフルの貸付利率の目安

アイフル公式サイトの金利の説明ページで掲載されているデータを表にしてみました。

限度額 金利
100万円未満 18.0%
100万円~300万円 15.0%
300万円超~500万円 12.0%
大手消費者金融の金利比較
業者名 金利 利用限度額
アイフル 4.5~18.0% 500万円
アコム 3.0~18.0% 800万円
SMBCモビット 3.0~18.0% 800万円
プロミス 4.5~17.8% 500万円

総量規制の対象〜年収の3分の1を超える金額は借入れできない

アイフルは消費者金融事業者なので総量規制の対象になります。年収の3分の1を超える金額を借入れることはできません。

消費者金融には貸金業法が、銀行カードローンには銀行法がそれぞれ適用されます。総量規制とは、「借り過ぎ」「貸し過ぎ」を防ぐための貸金業法で定められた規制です。総量規制の対象となる消費者金融事業者は、「年収の3分の1を超える金額を貸付してはならない」と定められています。(参考・金融庁「貸金業法のキホン」)

アイフルの審査基準

アイフル公式ホームページには、貸付対象者は「満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」と記載されています。具体的な基準としては、主に「収入状況」「信用情報」「他社からの借入状況」の3つの条件が重要になります。

収入状況 給与・事業・不動産・投資による安定した収入がある。収入形態(固定給・歩合給・時給制)は問わず。親からの仕送りは収入としては認められません。
信用情報 信用情報に事故情報(長期延滞・代位弁済・債務整理・強制解約・貸付自粛依頼…などの金融事故)が記録されていない。「住宅ローンや自動車ローン、携帯電話の分割払い等の滞納」も含む。
他社からの借入状況 貸金業者(消費者金融・クレジットカード会社・信販会社←*ただし銀行は含まれない)からの借入件数が少なく、かつ借入総額が年収の3分の1を超えていない。

*アイフルは個人信用情報機関「シー・アイ・シー(CIC)」と「日本信用情報機構(JICC)」に加盟しています。

申し込みできる人・できない人

申し込みできる 申し込みできない
正社員・契約社員・派遣社員
パート・アルバイト
学生・主婦
専業主婦(主夫)無職の方

学生や主婦でも、20歳以上でアルバイトやパート等で安定した収入がある方であれば借入れができますが、収入のない専業主婦の方の場合は総量規制に当てはまるために借入はできません。

アイフルの1秒診断

アイフルのホームページにある1秒診断は、「詳細な個人情報」「信用情報」を省いた簡易的な審査です。簡単に「総量規制をクリアしているかどうか」を判断するものと考えてよいでしょう。

1秒診断の必要入力事項

  • 年齢
  • 雇用形態
  • 年収(総支給額)
  • カードローン他社からの借入状況(金額)

この1秒診断は、年収と借入れ金額のバランス(総量規制)を計算して「借入が可能かどうか」を判断しているものです。診断結果には、「ご融資可能と思われます。」「ご入力いただいた情報だけでは お借り入れ可否を判断できませんでした。」のどちらかが表示されます。雇用形態に「無職」か「専業主婦」を選択すると審査に落ちます。

WEB申込から借入までの流れ

パソコン、スマホから24時間365日申し込みが可能で最短即日融資です。

WEB申込で即日融資を受ける流れ

WEB申込み開始
必要事項入力(入力時間約5分)
ここでフリーダイヤルに電話すると審査が早くなる
メール、または電話で審査結果のお知らせ
契約手続き〜必要書類をネットで提出
午後2時10分までに振込キャッシング手続き完了させる

 

即日融資を希望する場合

アイフルは融資を急いでいる方に、WEB申込完了後にフリーダイヤルに電話することを推奨しています。フリーダイヤルで電話すると優先して審査されるので、審査時間を短縮することができます。アイフルは土日でも即日融資が可能です。借入れにはアイフルカードが必要ですが、カードの受け取りを「郵送」にすれば、カード到着前でも振込みでの融資が可能です。

振込キャッシングを希望する場合は午後2時までに振込手続きを

申込当日に営業日14:10までに振込手続きを済ませると銀行口座への振込融資が可能です。なるべく午前中に申し込みを済ませましょう。午後からは混むことがあります。振込手続きが14:10以降になると翌営業日の振込になってしまいます。

即日融資の振込手続ができる時間帯
口座振込 営業日9:00~14:10

「振込キャッシングを利用しない方」「即日カードを入手して借入れしたい方」は、店頭窓口や自動契約機でカード発行して銀行やATMで引き出すようにします。無人契約機や無人契約でんわボックス「てまいらず」は22時まで営業しています。

用意する必要書類は2点

申し込みしてから、審査完了後に以下2点の書類の写しをネット上で提出しなければいけません。ホームページ上の「書類提出サービス」を利用して、スマホ等で撮影した必要書類をウェブ上で提出(アップロード)します。

①本人確認書類 以下のいずれかの写し

運転免許証、パスポート、公的証明書類、特別永住者証明書、在留カード、個人番号カード、住民基本台帳カード、その他の公的証明書類(指名・住所・生年月日・顔写真あり)

*本人確認書類に記載の住所が、現在の住所と異なる場合は、公共料金(電気、ガス、水道など)の領収書か住民票の写し、印鑑証明書の利用者の住所と氏名が記載されている原本をあわせて用意します。

②収入証明 以下のいずれかの写し

源泉徴収票、住民税決定通知書、給与明細書(直近2ヶ月分)、確定申告書、所得証明書、青色申告決算書、収支内訳書、支払調書、年金証書、年金通知書

以下のどれかの場合は、ご契約前の提出が必要。

  • 利用限度額が50万円を超える場合
  • アイフルの利用限度額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合
  • 就業状況の確認等、審査の過程で提出をお願いする場合

アイフルカードの受け取り

アイフルから借入れするにはアイフルカードの発行が必要です・カードレス(初回に限り振込キャッシングは可能)には対応していません。アイフルカードの入手と同時に契約書類も受け取ることになります。


アイフルカードの受け取りは、以下の3つから選択します。

  • 自宅に郵送
  • 配達時間えらべーる
  • 来店(アイフル店舗・契約ルーム・無人契約でんわボックス「てまいらず」)

自宅に郵送してもらう

ご自宅にアイフルカードを郵送で届きます。郵送での受取りの場合は、カード到着前でも振込みでの融資が可能です。

配達時間えらべーるで届けてもらう

「配達時間えらべーる」は、佐川急便の配送サービスを利用しています。15時までにWEB上で契約手続きをすれば翌日にカードが届くようになっています。配達には以下の時間帯を指定できます。本人しか受け取ることができない本人限定配送になります。また、受け取りには本人確認書類(運転免許証、パスポート、個人番号カード、在留カード、特別永住者証明書のいずれか)が必要です。

  • 午前中
  • 12〜14時
  • 14〜16時
  • 16〜18時
  • 18〜20時
  • 19〜21時


来店して受け取る

ホームページで契約を済ませた後に、来店してアイフルカードを受け取る方法です。カードの受け取りには本人確認書類(運転免許証、パスポート、個人番号カード、在留カード、特別永住者証明書のいずれか)が必要です。

形態 営業時間
アイフル店舗 平日10:00~18:00(一部店舗を除く)
無人契約コーナー 年中無休 8:00~22:00(一部店舗を除く)
無人契約でんわボックス「てまいらず」 年中無休 8:00~22:00(一部店舗を除く)

無人契約でんわBOX「てまいらず」からの申し込み

無人契約でんわBOX「てまいらず」は、申込みからカード発行まで行えます。また、アイフルのホームページ上で契約手続きを済ませた方は、カード発行を「てまいらず」に選択することが可能です。BOXの中には電話機、スキャナー、カード発行機が設置されています。

「てまいらず」の営業時間は8:00〜22:00(土日祝日含む)です。

「てまいらず」でのカード発行の流れ

  1. 電話を取る〜オペレーターと繋がる
  2. 申込書記入〜スキャナーで提出
  3. 本人確認書類をスキャナーで提出
  4. オペレーターと必要事項の確認
  5. 審査〜契約書類の確認
  6. カード発行

WEB申込後に、「無人契約コーナー」や「てまいらず」でカード発行するのが一番スマートな方法です。

アイフルへの返済

アイフルの返済方式

アイフルは「借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式」です。最終借入後の残高によって、最低返済額が変動します。

アイフルへの返済は以下の2種類から選ぶことができます。

  • 約定日制・・・・月に1回指定日に返済
  • サイクル制・・・前回返済日の35日後に返済

約定日制

毎月一定の返済日を指定する方式です。毎月6日、23日、27日のいずれかから都合の良い日を指定できます。返済期日までの10日間が返済期間になります。返済期日の11日前に返済すると、翌月に繰り越しされませんので注意が必要です。毎月の返済期日は会員ログイン画面で確認できます。

返済期日が土・日・祝日の場合は、翌営業日が返済期日になります。

サイクル制

返済日の翌日から35日後が次回返済日になる方式です。返済期日の前であれば、いつでも返済が可能です。(初回借入時は、お借り入れの翌日から35日後)追加の借入れをしても、返済期日の変更はありません。

返済期日が土・日・祝日の場合は、翌営業日が返済期日になります。

aiメール送信サービス

支払期日3日前にメールでお知らせする「aiメール送信サービス」があるので、サービスを希望する方は登録しておくとよいでしょう。

約定日制とサイクル制では約定返済額が異なる

月々に返さなければならない最低返済額のことを「約定返済額」といいますが、約定日制とサイクル制では、約定返済額が異なります。

借入残高 約定返済額
約定日制 サイクル制
1円~100,000円 4,000円 5,000円
100,000円超~200,000円 8,000円 9,000円
200,000円超~300,000円 11,000円 13,000円
300,000円超~400,000円 11,000円 13,000円
400,000円超~500,000円 13,000円 15,000円
500,000円超~600,000円 16,000円 18,000円

返済方法

ATM、口座引落、銀行振込の3種類がありますが、手数料が無料と有料に分けると5つの返済方法があります。手数料が無料になるのは、口座振替・店舗・自社ATMになります。

手数料が無料

  • 口座振替(自動引落)
  • アイフル店舗窓口
  • アイフルATM

手数料がかかる

  • 提携ATM(利用額1万円以下で手数料108円、1万円超で手数料216円)
  • 銀行振込(金融機関によって手数料が異なる)

アイフルからの振込融資の名義が選べる

振込融資を選択すると振込キャッシングを受けるとき、通帳に振込名義が記帳されます。振込名義を「アイフル㈱」か「AIセンター」のどちらかを選ぶことができます。