みずほ銀行カードローンは2.0%~14.0%と銀行カードローンの中でも特に金利が低く、最大限度額800万円が特徴のキャッシング業界トップクラスのローン商品です。
すでに、みずほ銀行の普通預金口座を持っていれば融資までスムーズです。キャッシュカードにカードローン機能を追加して、キャッシュカードで借入が可能になります。口座を持っていない方の場合は、 口座開設も必要になり融資までに日数がかかってしまいます。
- 低金利を重視して選びたい
- 利用限度額が高い方が良い
- 毎月1万円以上を返済できる
- みずほ銀行の口座を持っている
- 特に急いでいない方
- とりあえず銀行カードローン
このページの目次です。
みずほ銀行カードローンの説明
みずほ銀行のルーツは日本最古(1873年)の銀行「第一国立銀行」になります。都市銀行の中でも莫大な資産がある3大メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)のひとつです。統一金融機関コードが都市銀行の1番目になる「0001」であることで知られています。
メリット
金利 | 最大限度額 | ||
銀行 | 新生銀行カードローン レイク | 4.5%~18.0% | 500万円 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 | |
三菱UFJ銀行カードローン | 1.8%~14.6% | 500万円 | |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 800万円 | |
消費者金融 | プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 |
アコム | 3.0%~18.0% | 800万円 | |
アイフル | 4.5%~18.0% | 500万円 | |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 800万円 |
銀行カードローンの中でも特に金利が低い
利用限度額 | 金利(年率) |
10万円以上100万円未満 | 14.0% |
100万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上300万円未満 | 9.0% |
300万円以上400万円未満 | 7.0% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.0% |
600万円以上800万円未満 | 4.5% |
800万円 | 2.0% |
みずほ銀行カードローンの最大のメリットは低金利なことです。他のカードローン商品と比べると、みずほ銀行カードローンの上限金利が一番低いことがわかります。
金利を重視してお金を借りる場合は、下限金利ではなく上限金利で比較しましょう。
みずほ銀行カードローンの金利は年2.0~14.0%で、借入限度額によって金利が変わる仕組みになっています。
初めてのカードローン利用者には、契約時に設定される限度額が100万円以下になることがよくあるので、上限金利の14.0%になることがほとんどです。
最大利用限度額が800万円
大手銀行の中でも利用限度額が800万円と、非常に高いのが特徴です。ただし、利用限度額は審査によって決まります。最大の800万円を借入できる利用者は非常に稀で、100万円未満、高くても300万円未満に設定されることが一般的です。
金利特典がある
みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合は、金利特典(金利優遇)として、さらに0.5%低い金利が適用されます。
デメリット
みずほ銀行の普通預金口座を持っている必要がある
他の銀行では口座不要のカードローン商品が増えているにもかかわらず、みずほ銀行カードローンの契約には、みずほ銀行の普通預金口座を持っていることが必要です。
ただし、カードローンの申込時に銀行口座は必要ありません。審査に通った後に口座開設しても大丈夫です。みずほ銀行の口座開設には3つの方法があり、店頭で申し込む方法が一番早く口座を開設できます。
ただし、カードローンの利用にはキャッシュカードか、ローン専用カードが必要です。カードの受け取りは郵送のみで、1〜2週間かかります。
口座開設の比較
店頭申込 | インターネット | スマホアプリ | |
申込方法 | 店頭 | ホームページ | アプリをダウンロード |
通帳の受取 | 即日受取 場合によって後日郵送 |
郵送 約2週間後 |
郵送 約1週間後 |
みずほ銀行カードローンの審査基準
みずほ銀行カードローンの審査基準は公表されていませんが、
- ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
- 安定かつ継続した収入の見込める方
- 保証会社の保証を受けられる方
引用・みずほ銀行「商品概要説明書 みずほ銀行カードローン」
とあります。
安定した収入とは
ここでいう「安定した収入」とは、月に一度、最低でも2ヵ月に一度の収入でも認められます。歩合制のように毎月変動する収入でも大丈夫です。自営業、派遣社員、パート、アルバイトの方でも申し込みが可能です。ただし「仕送り」は安定した収入に含まれません。
申し込みできる人・できない人
申し込みできる | 申し込みできない |
正社員・契約社員・派遣社員 自営業・個人事業主 年金受給者 パート・アルバイト 学生・主婦 |
専業主婦(主夫) 無職の方 |
*みずほ銀行は個人信用情報機関「日本信用情報機構(JICC)」「シー・アイ・シー(CIC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」に加盟しています。
申込から借入れまでの流れ
みずほ銀行カードローンから、なるべく早く借入したいのなら、インターネットでの申込がおすすめです。インターネットからの申込の流れを説明しましょう。
みずほ銀行の口座を持っていない場合
みずほ銀行口座を持っていない場合は、審査通過後に申込書類が送付されます。また、書類を返送する必要があるためカードが届くまでに2週間程度かかります。(普通預金口座の同時申込みで1〜2週間)
申込みの際に「キャッシュカード兼用型」か「カードローン専用型」を選択しなければいけません。キャッシュカード兼用型をおすすめします。
すでにみずほ銀行の口座を持っている場合
すでに口座を持っている場合は、すでに所有している普通預金のキャッシュカードにカードローン機能を追加するだけです。審査に通ればすぐにキャッシュカードで借入が可能になります。
申込に必要な書類
収入証明書類は、利用限度額が50万円以下の場合は提出する必要はありません。
本人確認書類
みずほ銀行の口座を持っている場合は不要 |
以下のいずれかを1通
運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、各種健康保険証、印鑑証明書、住民票、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書 |
収入証明書類
希望する利用限度額が50万円以下の場合は不要 |
以下のいずれかを1通
源泉徴収票、住民税決定通知書または課税証明書、納税証明書 |
在籍確認(職場への電話確認)
一般的にカードローンの審査には職場へ電話での在籍確認が含まれます。
みずほ銀行カードローンの審査は、保証会社のオリコがおこなうので、在籍確認はオリコから電話がかかってきます。電話での在籍確認は、銀行名か個人名で職場にかかってきますが、本人が職場にいる必要はありません。
「在籍確認」は会社に在籍していることを確認するだけです。時間は1分もかからない程度で、確認事項にはカードローンの具体的な内容には一切触れないので安心しましょう。
また、すでにみずほ銀行の口座を持っていたり、希望する利用限度額が低いときは、在籍確認の電話がない場合もあります。
2種類のカードについて
みずほ銀行の口座を持っていない方は、口座開設のさいにカードの種類を「キャッシュカード兼用型」か「カードローン専用型」のどちらかを選ぶ必要があります。
この2つのカードの違いを説明しましょう。
- キャッシュカード兼用型 → キャッシュカードにカードローン機能を追加する
- カードローン専用型 → カードローン専用のカードを発行する
キャッシュカード兼用型で利用できるのは、みずほ銀行のATMとコンビニATMのみになります。他の銀行ATMやゆうちょ銀行では利用できません。
いつでもキャッシュカード兼用型と、カードローン専用型の切り替えは可能です。
キャッシュカード兼用型 | カードローン専用型 | |
自動貸越機能 |
○
|
×
|
自動振替サービス |
○
|
申込みによりセットで追加
|
自動融資サービス |
申込みにより追加
|
自動貸越機能
キャッシュカードで普通預金口座から現金を引き出すとき、口座残高以上の引き出しができるサービスです。例えば、口座残高が8千円でも1万円を引き出すことができます。2千円はカードローンからの借入になります。ローン専用カードにはこのサービスはありません。
自動融資サービス
この「自動融資」はスイングサービスのひとつです。公共料金の自動支払いやクレジットカードの決済などで、返済に利用している(みずほ銀行の)普通預金口座の残高が不足したときに、カードローンの利用限度額内で不足額を自動で融資することで返済の滞りを防いでくれるサービスです。
自動振替サービス
こちらの「自動振替」もスイングサービスのひとつです。カードローン口座への入金後の残高がプラスになる場合、プラス残高分を普通預金口座に自動入金するサービスです。
これらのサービスは便利なのですが…
自動貸越や自動融資がおこなわれてしまうと、口座残高がマイナスになるということなので少し注意しておきましょう。
みずほ銀行への返済
返済方式
みずほ銀行の返済方式は、毎月の一定額を支払う「残高スライド方式」です。毎月10日の利用残高によって返済額が変動します。
利用限度額が200万円未満の場合
毎月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
1万円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
1万円以上 50万円以下 |
1万円 |
50万円以上 100万円以下 |
2万円 |
100万円超 | 利用残高が50万円増すごとに1万円追加 |
利用限度額が200万円以上の場合
毎月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
1万円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
1万円以上 100万円以下 |
1万円 |
100万円以上 200万円以下 |
2万円 |
200万円超 | 利用残高が100万円増すごとに1万円追加 |
一般的な銀行カードローンと比べると、最低返済額が1万円と少し高めです。
返済方法
みずほ銀行への返済方法は「毎月の返済」と臨時に追加返済できる「任意返済」があります。
- 毎月の返済(約定返済) 毎月10日に決められた金額を返済
→ みずほ銀行普通預金口座で自動引き落とし - 任意返済(随時返済) いつでも余裕がある金額を追加返済
→ みずほダイレクト、ATMで返済
毎月の返済
約定返済日は毎月10日です。銀行休業日の場合は引き落としが翌営業日になります。初回の返済日は、その月の10日の時点で借入残高があるかどうかで決まります。
例えば、
4月10日に借入残高があれば、初回の返済日は5月10日になります。
任意返済
毎月の返済(約定返済)以外に、追加で返済したいときに利用できます。
- お金に余裕ができた
- 借入残高を早く減らしたい
- 早く終わらせたい
みずほダイレクト、みずほ銀行ATMやコンビニATMから返済が可能です。