店頭リボ・後からリボ・事前登録リボ・リボ専用カード

リボ払いは毎月の支払いが一定で、負担感が少ないと評判です。しかし、リボ払いには4つ利用方法があるってご存知ですか?同じリボ払いでも、「その時だけ・その支払いだけ」リボ払いできるものと、「ずっと・すべて」リボ払いになるものがあります。

知らずに申し込むと後でトラブルになることも!リボ払いを利用する前に知っておきたい4つの利用方法について解説していきます。

リボ払いを利用するには4つの方法がある

リボ払いの利用方法は人それぞれで、特定の支払いだけをリボ払いにしたい人もいれば、すべてまとめてリボ払いにしたい人もいます。しかし、カードや契約状況によっては好きな時にリボ払いにできないこともあります。

そこで、

リボ払いには4つの種類があることを覚えておきましょう。支払い方法を選べて、必要な時だけリボ払いできるタイプには「店頭リボ」「後からリボ」があります。

また、支払い方法をリボ払いに限定するタイプには「事前登録リボ」「リボ専用カード」があります。


リボ払い適用のタイミング

リボ払い適用のタイミング

店頭リボ

お会計をする時に販売店で「リボ払いでお願いします」と申告することでリボ払いが適用されるのを、「店頭リボ」といいます。特に手続き等は必要ないので、もっとも気軽にできるリボ払いです。しかし、店舗によっては一部取り扱いがない場合があるようです。

後からリボ

店頭では普通に1回払いでお会計をし、後からインターネットや電話などでリボ払いに変更する方法です。思わぬ出費がかさんだ時など、翌月の支払いが心配になった時に便利です。また、一部だけをリボ払いにすることもできますし、全額変更することも可能です。ただし受付可能期間が決まっているので、支払い日直前の変更は受け付けてもらえないことがあります。また、後からリボは一度設定してしまうとキャンセル不可の場合が多いので、よく考えて利用することが大切です。

事前登録リボ

クレジットカード会社のホームページで事前に登録すれば、次回からのカードの支払いはすべてリボ払いが適用されます。カード申込時でも利用後でも、登録はいつでも可能です。基本的に支払いはリボ払いになり、店頭で「1回払い」といっても請求時にはリボ払いになります。ただし、ボーナス一括払いや分割払いを店頭で指定すると、その支払い方法が採用されます。リボ払いには上限金額が設定されていて(「ショッピング枠100万円、うちリボ払い枠30万円」など)、上限を超える支払いは1回払いになります。

リボ専用カード

リボ専用カードで買い物をすると、基本的に支払いはすべて自動的にリボ払いになります。店頭で1回払いを指定しても、リボ払いとして決済されます。ボーナス一括払いや分割払いを含め、他の支払い方法を指定することはできません。リボ払いに対応していない販売店でも、このカードを使うことでリボ払いを利用することができます。一般のカードよりもポイントや付帯サービスが充実しているのが特徴です。

リボ払いをどのように使うか事前に確認が必要です

ご紹介した4つのリボ払いの方法のうち、どれをよく使いそう考えないままカードを申し込んでしまうと、思わぬ不便を感じることになります。たとえば、リボ専用カードに入会してから「やっぱり1回払いや分割払いも使いたい」と思っても、そのカードではリボ以外の支払い方法は原則としてできません。

また、月々の支払いを一定にしたいと思っているのに、店頭リボや後からリボにしてリボ払いを指定するのを忘れると、各支払い方法が混在して請求額は毎月バラバラになってしまいます。


どの利用方法にするかは、希望する使い方に沿って決めます。

  • リボ払い以外の支払い方法も選べるようにしたい
     →店頭リボ・後からリボ
  • リボ払いのために面倒な手続きはしたくない
     →店頭リボ
  • カードの利用状況をみてからリボ払いにするかどうか決めたい
     →後からリボ
  • 毎回指定しなくても自動的にリボ払いになるようにしておきたい
     →事前登録リボ・リボ専用カード
  • カードの支払いは毎月一定になるようにしたい
     →事前登録リボ・リボ専用カード
  • 今持っているカードをリボ払い専用にしたい
     →事前登録リボ
  • ポイント還元や付帯サービスが充実しているカードが欲しい
     →リボ専用カード

上記は例ですが、よければ参考にして下さい。

事前登録リボやリボ専用カードは、ポイント還元やキャンペーンの種類が豊富で、つい目が行ってしまいます。

しかし、リボ払いには年率10%~15%の金利がかかります。一定の手数料を払ってでも欲しいサービスでなければ、リボ払いの安易な利用は禁物です。